2010年1月1日金曜日

クラウドとドロップシッピング



インターネットとプログラムの仮想化と消費者の理解が進めば、理想の市場に近づけるんじゃないかと思う。 

Google や Yahoo あたりの大手がサービス提供して、世界中にある、小零細の生産者・工場の了解を得られれば、世界中の失業率改善に多大な貢献をするはずだ。 

ハード・OSの仮想化が進んでフリーのwebベースのサービスが普及→ 

企業側 : 最低限の初期投資で(ブラウザを動かす携帯端末ひとつで十分)経営に関する調査や管理ができる。 在庫を処分する機会が圧倒的に増える。 生産調整の見通しがきくようになる 

消費者側 : いつでも、どこでも簡単に、欲しいものが欲しいだけ手に入る。しかも、小売価格の半額以下で。  
例えば、東京の自宅でくつろぎながらTVのCMを見て、イギリスの蒸留所に 「16年もののスコッチを一本買いたい。東京の住所まで、宅急便で」 みたいな注文ができる。片手で携帯を操作するだけで。値段は、送料含めても、近所のスーパーで普通のウィスキー買うのと変わらなかったりする。 

画期的だね。 もちろん、両者の間にはドロップシッパーという仲介業者がいる。一見すると分からないが。 
一般向けのクラウドコンピューティングでは、クライアントによる市場の独占はありえない。ドロップシッピングにも価格競争が起こり、より低コストに移行するはずだ。 

このシステムは、生産→流通→消費を最大限、効率的・低コストにする可能性をもっている。 
技術的な問題は山ほどあるが、経済的な数々の矛盾を解決できる。 

ま、いくら理想を言ったって、アタマの堅い政府の役人=税金と規制の壁、を何とかしないと、単なる夢物語になっちゃうんだけどね。 

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